九州産業大学学術リポジトリ >
1 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper >
経営学部(Faculty of Management) >
九州産業大学経営学論集(Kyushu Sangyo University Business Review) >
第15巻第2号 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/11178/2075
|
タイトル: | 韓国におけるIMF事態以降の賃金制度改革 |
その他のタイトル: | The Improvement of Pay System after Asian Economic Crisis in Korea |
著者: | 安, 熙卓 Ahn, Hee-Tak 九州産業大学経営学部 KYUSHU SANGYO UNIVERSITY |
発行日: | 2004年11月30日 |
出版者: | 九州産業大学経営学会 |
抄録: | 韓国で成果主義という用語が広く使われるようになったのは, 1997年に発生したIMF事態以降のことである。それまでは年功主義や能力主義という用語が一般的に使われていた。成果主義は年功主義・能力主義とは対立する概念である。韓国における賃金制度改革の大きな転換点となったのは1997年に発生したIMF事態 (通貨危機) である。IMF事態のもとで, あらゆる部門において改革が推し進められた。人的資源管理においても, これまでの年功主義人事・賃金制度に代わって年俸制, 職務等級制度, 抜擢昇進制の導入など成果主義へと大きく進展していった。特に, 1990年代半ばから導入され始めた年俸制は多くの企業に拡がっている。年俸制は個人の成果や能力, 貢献度を評価し, 年間の賃金総額を決定する成果重視型賃金制度である。年功による賃金の平等性 (equality) を排除し, 成果と能力による公平性 (equity) を重視することに特徴がある。本稿では成果主義賃金としての年俸制を取り上げ, その実態を明らかにするとともに, その評価と今後の展望を試みた。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11178/2075 |
出現コレクション: | 第15巻第2号
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|