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第18巻第3号 >

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タイトル: 組織間関係論にもとづいた企業統合に関する研究 : キヤノンアプテックスとコピアの事例
その他のタイトル: Researching Company Integration via the use of Inter-Organization Theory : The case of Canon Aptex and Copyer
著者: 金川, 一夫
Kanekawa, Kazuo
カネカワ, カズオ
九州産業大学経営学部
発行日: 2008年1月
出版者: 九州産業大学経営学会
抄録: 本研究では,Pfeffer and Salancikの説明する組織間関係論にもとづいて企業統合を分析することを目的としている。組織間関係には,水平的依存,垂直的依存,対角的依存があり,組織間調整の仕組みには,全部吸収,部分的吸収,間接操作がある。ここでは子会社を対象にした組織間調整を取り上げる。キヤノンアプテックスとコピアの事例の組織間調整の仕組みとしては,ともに子会社であるために,共通の親会社であるキヤノンと資金的依存関係をもっている。人的依存という点でも親会社からの役員派遣という関係を持っている。物的依存について,子会社間では部品の納入,親会社やグループ会社との間では製品の販売という関係にある。しかし,親会社への依存を減少させるという目的を達成するために,垂直的依存関係にある子会社間で合併するという全部吸収が行われている。
URI: http://hdl.handle.net/11178/2222
出現コレクション:第18巻第3号

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